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納品事例

#002

熊本県 H様邸

今回は熊本県にお住まいのH様邸にお邪魔しました。
宮崎椅子製作所の家具で統一され、ナラ材のナチュラルな色とポイントで使われている黒のカラーがとてもモダンなお宅でした。
絵画が映える、空間づくり

家を建てる際に、絵を飾ることを前提に空間設計されていったそうで、L字の壁面に飾られた男の子の絵画は、山鹿と群馬にアトリエを構える彫刻作家さんの作品とのこと。ナラ材のナチュラルな色と、白い壁面で構成された空間に、黒色で描かれた絵画がお部屋をキュッと引き締めモダンな印象を与えています。

ここがポイント
床材と家具の樹種と色を合わせたコーディネート

絵画を複数飾れる大きい壁面を用意するのではなく、L字の壁にすることで空間に立体感が出てリズムが生まれます。H様は、同じシリーズの絵画を飾っていらっしゃいますが、L字にすることで違う作家やテイストの違う絵画も一つの空間に違和感なく馴染むのではないでしょうか。

メーカーと樹種を揃え、それぞれ好きな椅子を

ダイニングセットで一番悩む椅子選び。4脚同じ椅子を選ぶとかんたんに統一感のある空間になりますが、せっかくなら座り心地やデザインをとことん拘りたいところ。体格や好みによって、同じ椅子でも座り心地は全く変わります。H様邸では、樹種とメーカーを揃えることでデザインの違う家具が並んでも統一感のあるコーディネートとなっています。

ここがポイント
家族とともに成長するダイニングテーブル

ダイニングテーブルには、宮崎椅子製作所のMM tableをお選び頂きました。ディティールに丸みをもたせたデザインが、優しい印象を与えてくれますね。オスモオイル仕上げの無垢天板は、肌にしっとりと吸い付き、ずっと撫でていたくなる心地よさです。傷やシミを気にされる方も多いですが、水を弾くウレタン仕上げと比べ、定期的なメンテナンスが必要となってきますが、その分普段からきちんとメンテナンスしていると長い目で見たときにずっときれいな状態で使い続けることができます。

一目惚れで決めた宮崎椅子製作所のイスたち

H様は当初、別のメーカーの家具も検討されていたそうなのですが、こちらのDC09(宮崎椅子制作所)にご主人が一目惚れをされて宮崎椅子製作所の家具で揃えようと決められたそうです。

ここがポイント
限界まで薄く削った無垢の座面が美しい

DC09は、イタリア・ミラノで活動するINODA+SVEJEのデザインで、有機的な線が優雅でかつ力強い印象を感じさせます。また、座面とヌキを一体化し、強度を保てる限界まで薄く削った無垢の座面が美しいですね。無垢座のイスは座り心地が悪いのではないかと不安になられる方も多いのですが、彫込が入った立体的な座面はとても座り心地がよく、アームの絶妙な曲線も相成りずっと座っていたくなるような座り心地です。

ここがポイント
斜めにスッと伸びたダブルのフレームが、シンプルな中にも存在感を感じるイス

3脚お買い上げいただいたUU chair。現在はお子様が小さいので2脚仕舞って代わりにキッズチェアをご使用中とのこと。張地は、宮崎椅子製作所の張地の中でもとても人気のHOLLYシリーズ。

ここがポイント
デザインした小泉氏もアトリエで常用している抜群の使い心地

2009年度グッドデザイン賞受賞のUUチェア。Uチェアにもう一つU型のアームを重ねたデザインのため、UUチェアと名付けられました。ボリュームがあるように見えますが、横から見ると細く華奢なフォルムで、 重たい印象は受けません。緩やかなアールのグリップがとても触り心地良いです。座面も幅広でゆったり座ることができます。背もたれに角度を付け、斜めにカットすることで断面積を大きくし、もたれた時に堅さを感じさせないなどの細やかな気配りと工夫がちりばめられています。

ここがポイント
昇降機能付きのペンダントで用途に合わせた使い方を

ダイニングテーブルの上には、“ハンス・J・ウェグナー” デザインの『The Pendant』。こちらの照明は、シェードの下端のシルバーの部分がハンドルとなり、昇降により光の広がる範囲を調整できます。H様邸ではテーブルからペンダントまでの高さを、低く設定されていました。ただ、付属していた電球よりも明るさを抑えた電球を使用して、光源を直接見た時に眩しくないようにしているとのこと。北欧ではペンダントライトの適正な高さはテーブルから60〜65cmとされています。実際にこの高さで吊るされた照明を見ると、思ったより低く邪魔になりそうで不安…と思われる方も多いと思います。しかし、実際には座った時に会話の邪魔にならない高さですし、手元がしっかり明るく照らされ、お料理も美味しそうに見えます。また自然と視界に入るこの高さは、お家に帰ってきたとき、ダイニングに食事を運ぶとき、意識せずにボーッとしている時に、シェードの美しい影や光が目に飛び込んできて、ホッと癒やされるのではないでしょうか。

ここがポイント
ソファ前にはあえてセンターテーブルを置かない

リビングには、宮崎椅子製作所のペーパーナイフソファ 3Pをお選び頂きました。このソファは、デンマークのデザイナー “カイ・クリスチャンセン” によるデザイン。全体的にスマートなフォルムで、見る者を魅了する美しさです。無垢材を丁寧に削り出したアームは、いつまでも触れていたくなるほど滑らかです。ソファ前には、センターテーブルをコーディネートすることが多いのですが、H様はあえてセンターテーブルを置かず、かつ軽量で片手で移動ができるペーパーナイフソファをお選びいただきました。お子様が自由に遊べる空間を作りたかったとのことで、実際に住んだ時のイメージをしっかり持たれて家具選びをされたことが垣間見えます。

お話をお伺いしていると、今だけではなくお子様たちが大きくなるまでをしっかりと見据え、暮らし方を考えながら家具選びや、空間設計をされているなと感じました。 本当に気持ちのよい空間ですっかり長居をしてしまいました。H様、この度はお忙しい中撮影にご協力頂きまして誠にありがとうございました。

株式会社ワイズデイ

〒861-4115 熊本県熊本市南区川尻2-5-1TEL.096-357-9852/FAX.096-357-9853
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