2026.09.01
家具を長く、美しく。知っておきたいメンテナンス方法
日々の暮らしの中で使い続ける、木の家具。
時間とともに少しずつ表情を変えていく木の家具を、これからも長く楽しむためには、日々のお手入れや定期的なメンテナンスが大切です。
現在、カール・ハンセン&サンでは、木製家具を長く大切に使っていただくためのオイルキットキャンペーンを開催しています。
そこで今回は、キャンペーンに合わせて、オイルフィニッシュとソープフィニッシュ、それぞれの家具のお手入れ方法をご紹介します。
「普段はどんなお手入れをしたらいい?」
「汚れがついてしまったときは?」
そんな疑問にも触れながら、木の家具を長く楽しむためのケアをご紹介します。
01|まずは知っておきたい、木の家具の仕上げ
家具の表面には、木を保護しながら美しく見せるためのさまざまな仕上げがあります。
今回ご紹介するのは、オイルフィニッシュとソープフィニッシュ。
どちらも木そのものの質感や風合いを楽しめる仕上げですが、お手入れ方法には少し違いがあります。
オイルフィニッシュとは?
木にオイルを染み込ませることで、木の表面を保護しながら、自然な風合いを楽しめる仕上げです。使い込むほどに色味や艶が変化し、木の経年変化を感じられるのも魅力のひとつ。定期的にオイルを塗り直すことで、乾燥を防ぎながら美しい状態を保ちます。
ソープフィニッシュとは?
石けんの油脂分を木に染み込ませ、木の表面を保護する仕上げです。木そのもののさらりとした質感を楽しめるのが特徴で、日々のお手入れをしながら少しずつ家具を育てていくことができます。
02|毎日のお手入れは、意外とシンプル
まずは、毎日のちょっとしたお手入れから。
基本は、柔らかくきれいな乾いた布で、木目に沿って乾拭きすること。
食事などで汚れがついてしまった場合は、仕上げに合った方法で汚れを落とし、最後はしっかり乾燥させます。
特に木製家具は、水分を長時間残したままにしないことが大切です。
テーブルを使うときは、ランチョンマットやトレーなどを上手に取り入れるのもおすすめ。
毎日の小さなお手入れが、家具をきれいに長く使うことにつながります。
03|オイルフィニッシュのお手入れ
こんなときがメンテナンスのサイン
「なんとなく表面が乾いて見える」
「以前より艶がなくなった」
「水をこぼした跡が残りやすくなった」
そんな変化を感じたら、オイルメンテナンスを検討してみましょう。
STEP 1|まずは汚れを落とす
オイルを塗る前に、家具の表面に付着した汚れを落とします。
通常のお手入れで落ちない汚れがある場合は、サンドペーパーなどを使用して表面を整えます。
※使用するオイルや家具によって適した方法が異なるため、必ず家具のメーカーが指定する方法・製品を確認してください。
STEP 2|表面をきれいにする
汚れを落としたあとは、きれいな布などで表面を整え、十分に乾燥させます。 水分が残った状態でオイルを塗らないよう注意しましょう。
STEP 3|オイルを薄く塗る
布などにオイルを適量取り、木目に沿って薄く均一に塗り広げます。
一度にたくさん塗るのではなく、少量ずつ伸ばしていくのがポイント。
STEP 4|乾燥させる
オイルを塗ったあとは、指定された時間を置いて乾燥させます。
表面に余分なオイルが残っている場合は、乾いたきれいな布でしっかり拭き取ります。
04|ソープフィニッシュのお手入れ
ソープフィニッシュは、普段のお手入れとしてソープウォッシュを行えるのが特徴です。
汚れを落とすだけでなく、石けんに含まれる油脂分を木に補いながら、少しずつ家具を育てていきます。
STEP 1|ソープ液をつくる
石けんを適量のお湯に溶かし、ソープ液を用意します。
使用する石けんや濃度は、家具のメーカーが指定している方法に従いましょう。
STEP 2|スポンジで洗う
ソープ液をスポンジに含ませ、木目に沿って家具の表面を洗います。
汚れが気になる部分は、力を入れすぎず丁寧に。
STEP 3|水分を拭き取る
洗い終わったら、きれいな乾いた布で水分を拭き取ります。
水分を残したままにせず、しっかり乾燥させることが大切です。
STEP 4|表面を整える
完全に乾いたら、必要に応じて細かなサンドペーパーで木目に沿って表面を整えます。
お手入れを重ねることで、木の表情も少しずつ変化していきます。
05|よくある質問・困ったときは?
Q. 水をこぼしてしまいました。
まずは、できるだけ早く乾いた布で水分を拭き取ります。
水分を長時間残してしまうと、シミや木の変化につながる場合があります。
日常的に使うテーブルだからこそ、「こぼしたらすぐ拭く」を習慣にしておくと安心です。
Q. 小さな傷がついてしまいました。
木の家具は、使っていくうちに小さな傷や色の変化が生まれるもの。
オイルフィニッシュの場合は、表面を整えてからオイルを塗ることで、気になる部分をメンテナンスできる場合があります。
ただし、傷の深さや家具の仕様によって方法は異なります。
無理に自分で補修せず、メーカーのメンテナンス方法を確認することがおすすめです。
Q. どのくらいの頻度でメンテナンスすればいい?
使用頻度や環境によって異なるため、「○か月に1回」と一律に決めるより、家具の状態を見ながら行うのがおすすめです。
表面が乾いて見える、水を弾きにくくなったなど、木の状態を目安にしてみましょう。
Q. 普段のお手入れで水拭きしても大丈夫?
仕上げによって適した方法が異なります。
「木の家具だから水拭きは絶対NG」というわけではありませんが、水分を残さないことが大切です。
また、洗剤やクリーナーを使用する場合も、家具の仕上げに適しているかを確認してから使いましょう。
06|家具を「育てる」という楽しみ
木の家具は、購入したときが完成ではありません。毎日の暮らしの中で使い、触れ、時には傷がつき、色が変わる。
そして、丁寧にお手入れをすることで、少しずつ自分たちの暮らしに馴染んでいきます。
新品の頃とは違う、時間を重ねたからこその美しさ。それも、木の家具を使う楽しみのひとつです。
大がかりなことをしなくても、
乾いた布で拭くこと。
汚れたら早めにお手入れすること。
家具の状態を時々確認すること。
まずは、そんな小さな習慣から始めてみませんか?
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