2025.05.29
雨の日が待ち遠しくなる、心整うインテリア特集。

なんとなく気分が沈みがちなこの季節も、インテリアを少し整えるだけで、心までふっと軽くなるような時間が生まれます。
たとえば、玄関にお気に入りの傘立てを置いたり、じめじめした空気をリセットしてくれるような爽やかな香りのディフューザーを取り入れたり。
家で過ごす時間も多くなるので、ソファでくつろぐ時間も、より一層快適にしたいですよね。
お部屋の雰囲気がほんの少し変わるだけで、「雨の日って、意外と悪くないかも」と感じられるかもしれません。
今回は、そんな“雨の日がちょっと待ち遠しくなる”アイテムをご紹介します。梅雨の季節を心地よく整えるヒントに、ぜひご覧ください。

雨の日はどうしてもお部屋が暗くなりがち。そんなときに、やわらかな灯りがあると気分がぐっと上がります。 やさしい光がポワンと広がって、雨の音と一緒にゆったりとした時間を作ってくれるランプがあれば、家で過ごす時間がもっと好きになるはず。
コードレスで持ち運びができるポータブルランプなら、気分に合わせて灯りの場所を変えられて便利です。窓辺で外の雨を眺めながら灯りを楽しんだり、ソファ横に置いて読書のときの手元を照らしたり。そんな“雨の日のあったかポイント”が家の中にあると、いつものおうち時間が特別になります。
今回はそんなランプの中から、デザイン性と機能性を兼ね備えたLouis Poulsen(ルイスポールセン)の《VL45 ラジオハウス ポータブルランプ》をご紹介します。
ころんとした丸いフォルムに、乳白色の吹きガラスがやさしく光を拡散。真鍮のパーツが上品なアクセントを添え、どんなインテリアにもなじみます。
また、カラーは乳白のほかに、やわらかなペール・イエローとペール・ローズの3色展開。どの色も落ち着いたトーンで、雨の日のどんよりした空気をほんのり明るく、温かみのある雰囲気にしてくれます。お部屋のインテリアや気分に合わせて、お気に入りの色を選べるのも楽しみのひとつです。
灯りはキャンドルのようにふんわりとやわらかく、4段階調光でお好みの明るさを選べます。雨の日のくもり空でも心をほっと温めてくれる灯りです。
コードレスで場所を選ばず使えるので、お気に入りの場所で手軽に灯りを楽しめるのも魅力です。 雨の日が多い季節だからこそ、灯りで気分を整えて、ゆったりとした時間を楽しんでみませんか?



雨の日は外の景色が変わりやすく、気分もなんとなく揺らぎがち。そんな時に目を引く、見ていて飽きないインテリアがあれば、家時間がもっと楽しくなりますよね。
そこでおすすめしたいのが、100PERCENTの《Tempo Drop》シリーズ。 これは「ストームグラス」という、19世紀の航海士たちが天候を予測するために使っていたガラス製の気象観測器を現代風にアレンジしたインテリアアイテムです。
ストームグラスは、樟脳(クスノキのエキス)やエタノールなどを密封したガラス管の中で結晶が形成され、その変化を見て天候の変化を読み取ろうとしたもので、ジュール・ヴェルヌの小説『海底二万マイル』に登場するノーチラス号にも設置されていたというロマンチックな歴史を持ちます。科学的にはまだ謎が多く、現代では天気予報器としての実用は難しいですが、まるで季節の移ろいを映し出すかのように、日々違った結晶の表情を楽しめるのが魅力です。
「Tempo Drop」はそんなストームグラスの美しい結晶の変化を気軽にお部屋で楽しめるアイテム。雨の日の静かな時間にぼんやり眺めているだけで、心が落ち着き、なんだか気分も晴れやかになってきます。
インテリアとしての存在感も抜群で、シンプルなデザインはどんなお部屋にもなじみます。
雨の多い季節の暮らしに、ちょっとした“気分を上げる”アクセントとしておすすめです。

雨の日、濡れた傘をすっきり収納できる傘立ては玄関の必需品。
DUENDEの《TILL》は無駄をそぎ落としたミニマルなデザインが魅力で、置くだけで玄関をスマートに整えてくれます。
水受けが付いているので濡れた傘の水滴もきちんとキャッチし、玄関を汚さず衛生的に使えます。また、上部のトレーは鍵や小物の置き場としても便利。使っていない時でも美しい形状でインテリアとしての存在感も抜群です。
傘立てとしてだけでなく、マルチホルダーとして花瓶や雑貨を飾ったり、自由な使い方ができるのも魅力です。
雨の日の玄関に、機能性とデザイン性を両立した「TILL」はぴったりのアイテムです。

雨の日は、濡れたレインアイテムやタオル、外出先で使ったバッグなど、ついつい物が散らかりがち。そんなとき、さっと放り込めるバスケットがあると便利です。
NOWHERE LIKE HOMEの《Basket MANAU》は、天然ラタンを丁寧に編み上げた、どこか懐かしく、あたたかみのある収納バスケット。
通気性がよく、濡れたものを一時的に置いても蒸れにくいため、雨の日にもぴったりです。軽やかな見た目なのにしっかりとした作りで、日常使いに安心の強度も備えています。玄関に置けば、バッグやスリッパの一時置き場として、リビングではブランケットや雑誌の収納に。使うほどに味わいが増す天然素材なので、長く愛用したくなる一品です。
“見せる収納”としても活躍する《Basket MANAU》。置くだけでお部屋にナチュラルなやさしさを添えてくれます。

濡れたレインコートや羽織りものをサッとかけておけるコートスタンドは、雨の日の強い味方。玄関先にひとつあるだけで、帰宅時の動線がぐっとスムーズになります。
ARIAKEの《エレメンツ コートスタンド》は、シンプルでありながら目を引く存在感。北欧と和のエッセンスを融合させた、凛とした佇まいが魅力のデザインです。まるでオブジェのような美しさで、使っていない時でも空間に静かなアクセントを与えてくれます。
フックの位置が高すぎず低すぎず、使いやすさにも配慮された設計。ジャケットやショールをさっと掛けたり、バッグの仮置きにもぴったりです。家族みんなで共有できる、頼れる玄関の相棒として活躍してくれます。
素材の質感を活かしたナチュラルな雰囲気も、雨の日の少し沈んだ気分をそっと引き上げてくれるポイント。雨の日の身支度を、ちょっと心地よくしてくれる。そんな存在です。

雨の日の“帰宅後にさっと掛けたい”をスマートに叶えてくれるのが、NOWHERE LIKE HOMEの《Hanger Rack Lapte》。
丸みを帯びたやさしいフォルムと、木の温もりを感じるナチュラルな素材感。シンプルな構造ながら、掛ける・置くを無理なく叶える機能性も兼ね備えています。
上部のハンガーバーにはレインコートやジャケットをさっと掛けられ、下部のかごにはバッグや帽子などの小物を置くのに便利。ひとつで「掛ける・置く・整える」をすっきりと実現してくれます。
すっきりとしたシルエットは圧迫感がなく、玄関だけでなくリビングや寝室でも活躍。来客時の一時置きや、日常使いの羽織りもの収納にもぴったりです。
雨の日こそ、空間を整えるチャンス。「Lapte」は、毎日のちょっとした“片付けたい”を心地よく叶えてくれる、頼れる一台です。
雨の日の玄関は、湿気や靴のにおいなどで空気が重たく感じられることがあります。そんな時、心地よい香りで空間をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。DR. VRANJES(ドットール・ヴラニエス)のディフューザーは、上質な香りで玄関を爽やかに演出してくれます。

☔ARIA(アリア):清潔感あふれるシトラスノート
《ARIA》は、レモンやオレンジの花のフレッシュな香りに、ホワイトムスクとミントが調和したシトラスノートが特徴です。清潔感と透明感のある香りは、雨の日の玄関を明るく爽やかに演出してくれます。特に、湿度の高い季節におすすめのフレグランスです。

☔BOBOLI(ボーボリ):緑豊かな庭園を思わせるフローラルグリーン
《BOBOLI》は、フィレンツェのボーボリ庭園からインスパイアされたフレグランスです。レモンやオレンジフラワーのフレッシュなフローラルノートに、柘植などのグリーンノートが重なり、ジャスミンやサイプレスが美しい香りのハーモニーを奏でます。自然の中にいるような心地よさを感じられる香りです。
外出が億劫になる雨の日こそ、自宅でのんびり過ごすチャンス。お気に入りのソファで、ゆるやかな時間を味わってみませんか?
やわらかな座り心地と包み込まれるようなフォルムは、まさに「家の中のとっておきの居場所」。 ここでは、リラックスタイムを格上げしてくれる、2つのくつろぎソファをご紹介します。

☔SPIGA「LIZ」:ひとり時間を贅沢にする、ふっくらワイドなソファ
幅広で奥行きもしっかりある《LIZ》ソファは、まるでベッドのようにごろんと寝転がれるソファ。もちっとしたクッションとふかふかの背もたれが、体をゆったりと受け止めてくれます。
雨音をBGMにお気に入りのブランケットをかけて読書をしたり、動画を観たり――ちょっとした“ひとり贅沢”を叶えてくれる、くつろぎ重視派にぴったりのアイテムです。
カバーリング仕様なので、おうち時間が長くなる季節にも気兼ねなく使えるのも嬉しいポイント。

☔ROSETTOGO(ロゼトーゴ):名作ソファで過ごす、雨の日のチル時間
フランスの老舗ブランド「ligne roset(リーン・ロゼ)」を代表する名作《ROSETTOGO》(ロゼトーゴ)。
やわらかな曲線と、くしゅっとしたユニークなデザインは、見るだけでも癒されます。 座った瞬間にふんわり沈み込むような独特の心地よさは、まさに“ととのう”感覚。 背もたれも高く、全身をゆだねられるような安心感があるので、雨音を聴きながらのうたた寝にもぴったり。 存在感がありながらも、圧迫感のない軽やかなフォルムで、インテリアの主役にも◎。
心もからだもゆるめてくれるソファがあれば、雨の日が待ち遠しくなるかもしれません。気分に合わせて、自分らしいくつろぎのかたちを見つけてくださいね。
外に出かけるのがちょっと億劫に感じる雨の日。そんな日は、おうちの中に心地よさを足してみるのはいかがでしょうか。やさしく照らすランプの灯りや、気分を整える香り、雨に濡れた傘をすっと受け止めてくれる傘立てや、ゆったりと体を預けられるソファなど…。
“雨だからこそ”楽しめるアイテムを取り入れるだけで、いつもの空間がぐっとやわらかく、豊かな場所に変わっていきます。雨の音に耳を傾けながら、ふと深呼吸して「今日は家でゆっくりしよう」と思えるような空間づくりを。
今回ご紹介したアイテムが、そんなひとときのヒントになればうれしいです。