このじょうろはパウダーコーティングを施したステンレス製で、さびにくいのが特徴です。表面はマットなダークグリーンのスタイリッシュなデザインとなっています。

デザインを手がけたのはドイツのデザイン・デュオ、ベッチャー＆カイザーで、余分なディテールを排除したシンプルで独創的な製品を目指しています。

ステルトンの歴史において重要な位置を占めるEM77バキュームジャグのデザインをヒントに、このドイツ人デザイン・デュオが古典的なじょうろを現代的に解釈したのは、円筒形の時代を超越した力強さです。ハンドルのラインが注ぎ口まで続いているようなシンプルなデザインは、美しさと機能性を兼ね備えています。細長い注ぎ口は、小さな鉢でもこぼすことなく簡単に水を注ぐことができ、インテリジェントなデザインにより、水滴が垂れることもありません。缶の底には溝付きのシリコンマットが敷いてあり、水差しが滑りにくくなっています。

植物が好きな友人へのプレゼント、母の日のプレゼントに最適です。

1960年、友人であったStellanとCartonがそれぞれの名前を取り「Stelton」として貿易会社を設立したのが始まりです。コペンハーゲンの北西に位置するファーバイレにある小さな工場Danish Stainlessと契約を結び、まず、最初にソースポットを販売したところ、デンマーク内外で大変な人気を博しました。
アルネ・ヤコブセンが手掛けた「シリンダ・ライン」で一躍世界にその名を広め、1977年には、エリック・マグヌッセンによる「バキュームジャグ」は北欧を代表する普遍的なアイコンとなりました。各国で高い評価を受けたデザイン製品はNY近代美術館をはじめ、世界中の美術館や博物館にも収蔵されています。
近年では、若手デザイナーを積極的に起用し、現代の生活に合わせた新しい製品を発表するなど、進化し続けています。

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