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2025.06.30
心のデトックスが叶う、わたしの夏のアウトドア時間。
夏の光と風が気持ちよく感じられる季節になりました。
外に出るだけで、なんだか心がすっと軽くなるような感覚を覚える方も多いのではないでしょうか。
忙しい日常の中でこそ、大切にしたいのが「心のデトックス」ができる時間。
今回は、そんな心をやさしく整えてくれる、夏のアウトドア時間の楽しみ方をご紹介します。
ベランダや庭先、近くの公園など、ちょっとした外の空間があなたにとっての癒しの場に変わるとしたら。
お気に入りのチェアやランプ、グリーンなどを取り入れて、まるでカフェのテラス席のように過ごす時間は、きっとあなたの心と体をゆるやかにリセットしてくれます。
夏の風と光に包まれて、ゆったり過ごす時間は、きっと日々の疲れをそっと癒してくれるはずです。
光と風が通う、癒しのベランダリビング。
家の中では感じにくい、夏の風のそよぎややわらかな光。
そんな自然の中で過ごす時間は、心と体の緊張をゆるめてくれます。
ベランダにお気に入りのチェアを置いて、自分だけの特別な空間を作ることは、小さな贅沢でありながら、日常を豊かに変える魔法のような時間でもあります。
朝のまだ静かな空気に包まれながらコーヒーを飲んだり、夕方の涼しい風を感じながら好きな本を開いたり。
光と風が織りなす自然のリズムに身をゆだねることで、心のモヤモヤがふっとほどけていくのを感じられるはずです。
そんな心と体を解きほぐすベランダ時間にぴったりなのが、METROCSの〈アカプルコチェア〉。
メキシコのリゾート地「アカプルコ」で生まれ、1950年代から愛され続けるこのチェアは、包み込まれるような独特の座り心地が魅力です。
スチールのフレームに放射状に張られたビニールコードが、まるでハンモックのように体のラインに沿ってしなやかにフィット。通気性にも優れているので、蒸し暑い夏の日でもさらりと快適に過ごすことができます。
日差しを浴びてきらめくコードの影が床に映る様子も美しく、何気ない時間を特別なひとときに変えてくれます。
カラーはインテリアに合わせやすい落ち着いたトーンから、夏に映える鮮やかなカラーまで豊富にラインナップされており、自分らしい空間づくりにもぴったり。
軽量で移動も簡単なので、ベランダだけでなく庭や室内など、気分に合わせて場所を変えられるのもうれしいポイントです。外に出られなくても、ラウンジチェアでリラックスしながら窓から外の景色や空を眺めるだけでも、気持ちは十分にリフレッシュできます。
そんな時間を取り入れながら、ゆったりと自分らしい夏のアウトドア時間を楽しんでみてください。
木陰に広がる、わたしだけの外カフェ。
夏の午後、緑の木陰に椅子をひとつ置くだけで、そこが“わたしだけのカフェスペース”になるとしたら—— そんなシーンにぴったりなのが、Carl Hansen＆Sønの「MG501 | Cuba Chair – アウトドア」。
ナチュラルな木のフレームと、しっかりとしたフラットロープの座面は、見た目にも涼やかで、座り心地も抜群。
すっと背筋が伸びるような安定感がありながら、リラックス感もしっかりある、まさに“整う”ための一脚です。
折りたたみ式なので持ち運びもスムーズ。ベランダはもちろん、庭やバルコニー、公園の木陰にもさっと広げられて、その日そのときの気分で自分の「好きな場所」を選んでくつろげるのが魅力です。
たとえば、木漏れ日が心地よい午後に、冷たいアイスティーと読みかけの小説を持って外へ出てみる。小さなサイドテーブルにドリンクとおやつを置いて、好きな音楽を流しながら、風と光の中でのんびり過ごすひととき。そんな自分だけの時間もいいし、気の合う友人を誘って、軽くランチやおしゃべりを楽しむのもおすすめです。
リラックスしながら、自然と会話がはずむ心地よさ。気取らない空間だからこそ、素のままの自分でいられて、心の距離もふっと近づくような気がします。
気負わず、飾らず、自分の「心地よい」を基準につくる外の時間。こんなチェアがそばにあれば、何気ないひとときが、特別なご褒美時間に変わっていきます。
そっと灯る、心を癒すポータブルランプ。
陽が落ちたあとの時間を、もっとやさしく、もっと豊かにしてくれるのが、そっと灯るランプの明かり。アウトドアでのくつろぎ時間にポータブルランプがあると、そこはまるで物語のワンシーンのような特別な空間になります。
柔らかな光は視界をやさしく照らしてくれるだけでなく、心を落ち着かせ、自然と深い呼吸を促してくれるような不思議な力を持っています。
読書や音楽、おしゃべりやただぼんやり過ごす時間も、灯りがあるだけでぐっとあたたかく、満たされたものに。そんな“灯りの力”をそっと添えてくれる、おすすめのポータブルランプ3選をご紹介します。
■ SANTA&COLE「Cestita Batería」
どこかノスタルジックなムードが魅力のランプ。デザイナーのMiguel Miraがスペイン語で「バスケット」と名付けたように、持ち運びのしやすさをこのランプの大きな特徴としています。
木製フレームと白いガラスシェードの組み合わせが、自然と空間に溶け込みながらも印象的な存在感を放ちます。 コードレスの持ち運びやすさは、ベランダや庭先、ピクニックなどにもぴったり。
明かりをつけると、まるで優しい会話が始まりそうな、静かなぬくもりが広がります。
■ STELTON「Pier Portable Lamp」
北欧ブランド・ステルトンらしい、シンプルで洗練されたデザインが魅力。ハンドル付きの愛らしいフォルムで、さっと持ち運べる気軽さも嬉しいポイントです。
調光機能もついているので、夜のティータイムにはほんのりと、読書の時間にはしっかり明るく、シーンに合わせて使い分けられるのも◎ ミニマルな空間にも自然と馴染み、静かに灯りを添えてくれます。
■ Louis Poulsen「Tomoshi ポータブル」
心を静かに整えるような、凛とした佇まいが印象的な「Tomoshi」。
控えめで美しいその光は、日本の和ろうそくや行灯を思わせるような、どこか精神的な安心感があります。 持ち運びができるデザインながら、室内での使用にも違和感なく、和洋問わずさまざまな空間で調和してくれる名品です。
アウトドアの空気の中に、静かで洗練された時間を持ち込みたいときにおすすめです。
緑がそばにあるだけで、呼吸が深くなる。
ベランダや窓辺にほんの少しグリーンがあるだけで、空間の印象も、自分の気持ちもぐっと変わる気がしませんか？
プランターはただ植物を育てる道具というだけでなく、心を整える“きっかけ”をそっとくれる存在なのだと思います。
たとえば、朝の光に葉が透けて見えるときの美しさや、風にそよぐ音。ふと目に入ったその姿に癒されたり、季節の移ろいを感じたり。忙しい日常のなかでも、自然と呼吸が深くなるような時間をくれるのが、グリーンのある暮らしです。
プランター選びもまた、アウトドア時間の楽しみのひとつ。土の風合いを感じる素焼きのものや、モダンでスタイリッシュなデザイン、軽量で移動がしやすい素材など、用途や好みに合わせて選べるのも魅力です。チェアやテーブルのそばに小さな植物を置くだけで、外の時間がぐっとやさしく、心地よいものに変わります。
大きな空間でなくても、鉢ひとつから始めることで、自分だけの癒しの景色が生まれるはず。 朝に水をあげる習慣ができたり、新芽が顔を出すのを楽しみにしたり。そんなちいさなグリーンとのやりとりが、日々の心に余白をくれる気がしています。
静けさに寄り添う、夏の夜時間の楽しみ方。
夏の夜の静けさには、昼間とはまた違ったやすらぎがあります。喧騒から少し離れて、自分の内側に意識を向けたくなるような静けさが広がる時間帯です。
そんな時間に寄り添うようなアイテムをひとつ取り入れるだけで、夜のひとときがぐっと心地よく変わります。
■ 100percent「Timeless」
ガラスを手作業でねじって生み出されたオブジェは、ひとつとして同じ形がなく、そこに落ちていく砂の動きや音は、見ているだけで不思議と心をゆるめてくれます。正確な時間を測るためのものではなく、ただ砂が落ちる様子を眺めることに意味がある。そんなTimelessのコンセプトは、まさに「心のデトックス」にぴったりです。
夜風に当たりながら、ベランダや庭先でTimelessをそっと傍らに。 落ちる砂の音に耳をすませていると、あわただしく過ぎる日々の中でつい忘れがちな「何もしない贅沢」を思い出させてくれます。
時間に追われるのではなく、ただその時間を感じること。そんな静かなひとときが、心の奥にやさしく余白をつくってくれるはずです。
オブジェがつくり出す影と灯りのコントラストが、夜の空気に静かなゆらぎを添えてくれます。その情景は、視覚からもやさしくリラックスをもたらしてくれます。
あえて何もせず、ただ静けさを感じるためだけの時間。そんな夜を味わうことこそ、心のバランスを整える大切なひとときなのかもしれません。
日常のすぐそばにある、心をゆるめるひととき。特別なことをしなくても、風を感じて、光を浴びて、ただ静かに過ごすだけで、心は少しずつほどけていきます。
この夏は、自分のためのアウトドア時間を、少しだけ意識してみませんか。
あなたの毎日が、より軽やかに、心地よく変わっていきますように。
